夏らしい暑さと突然の豪雨が続いています。皆様体調は崩されていないでしょうか。
今回タブレット授業で活用したのは「Google Jamboard」というアプリケーションです。
「Google Jamboard」とは一言でいえばオンライン上で共同作業が行えるホワイトボードです。
それを活用して、今回は夏に関する言葉を集めて、グループ分けをしてみました。
いわゆるKJ法という手法です。ワークショップでよく使われますね。
次のような流れです。
①4人でグループを作ります。そのグループで一つのボードを使います。
「Google Jamboard」は付箋のようなものを貼る機能が付いています。その機能を使って、思いつく限りの夏に関する言葉を集め、ボードに貼っていきます。
例えば、花火、スイカ、セミ、高校野球などです。
②貼った付箋を仲間分けします。共同作業ができるので、グループの友達と協力して付箋を移動させます。そして仲間分けした付箋の集まりに名前をつけます。例えば「夏の食べ物」とか「夏の行事」といった感じです。
③付箋がいくつかの集まりに仲間分けされたら、今度はその集まりからまた一つを選びます。そしてそれを新しいテーマに設定し、テーマに沿った言葉を集めていきます。
例えば「夏の食べ物」に決めたのでしたら、そうめん、アイス、スイカなど新しく思いついた言葉を付箋に書いて貼っていきます。
④このあとは②と③の作業を繰り返し、どんどん内容を掘り下げていくことになります。
従来のように、紙の付箋を活用すると書く作業と付箋を貼りかえる作業に多くの時間がかかりました。しかし今回のように「Google Jamboard」を活用することで、時間の短縮になっただけでなく、タブレットの画面右半分で夏の言葉を調べながら、画面左半分でそれを書き込むといった新しい学びの形を生み出すこともできました。
子供たちも生き生きと活動を行っていました。これからもタブレットの良さを生かした授業を行っていきたいと思います。
文責:吉野倫
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