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執筆者の写真高坂小学校

これぞ高坂小学校の運動会!

  どんよりとした天気のもと、「おはようございます!」「今日運動会楽しみだね!」「頑張るから先生見ていてね!」と目の色を輝かせワクワクした表情の子供や、やる気に満ちあふれた子供達が元気に登校をしてきました。 

  そんな天気に負けない、高坂小学校の子供たちの思いが詰まった運動会を5月26日(木)に行いました。去年までは運動発表会でしたが3年ぶりに各学年種目も追加され充実した1日を送ることができました。今回はその模様を少しですが、紹介したいと思います。

まず2年生と4年生のブロックから始まりました。やる気に満ちあふれた応援ではどの団も、見に来てくださった保護者を圧倒させてくれるほど精一杯頑張る姿が印象的でした。徒競走ももちろん、最後の最後まで走りきる姿がありました。そして待ちにまった2年生の演技が始まりました。今年は「やってみよう」という曲に合わせて、どんなことにもまずは挑戦していこう、やってみよう、という思いをもって2年生が踊っていました。一人一人違う色のカラーTシャツを装い、多様でパワフルな2年生を見せつけました。5クラス全員での「やってみよう!」と叫ぶ場面をみてこれから素敵な1年になりそうだなと予感させてくれるものでした。

  そのあとは4年生の演技が続きます。「ソーラン節」の演技でした。入場時、全力で走ってきたかと思えば、自分の整列する場所に着くやいなや、ピタッと止まり緊張感が漂うところから始まります。児童の「構え!」というかけ声から一気にボルテージが高まります。ソーラン節の力強い演技は言わずもがな圧巻でした。低く落とした腰、指先まで意識が行き届いた繊細な表現、そして何よりも息のそろった「ソーラン!ソーラン!」という掛け声。どこをとってもさすが高学年の仲間入りをした4年生という演技でした。

 そして気になる、学年種目は2年生は「GO!IGO!たまごっち玉入れ!」を行い、4年生は「おたすけ綱引き」を行いました。2年生の種目では、愛らしくたまごっちの曲に合わせて踊り、笛がなったら玉入れを行う種目でした。演技にも全力、玉入れも全力、全てにおいて楽しむ姿はとても格好良かったです。2年生のために玉入れの棒を支える4年生の姿も目が離せません。4年生の「おたすけ綱引き」も接戦に次ぐ接戦で大盛り上がりでした。種目としては、クラスの半分が先に綱引きを行い、もう半分はトラックを走ってからあとで合流して最後はみんなで綱引きをするという種目でした。速く走ってきた児童がお助けに入り綱引きも優勢になったかと思えば、相手もお助けが合流しまた引き戻されてしまう場面もあり接戦で見ている方もワクワクしながら児童が頑張る姿を見届けました。


  次のブロックでは、1年生と6年生のブロック。1年生も6年生も自分たちの応援では声枯れるほど思いっきり行い、地面が揺れるほどのジャンプをして応援を盛り上げました。それだけでは終わらないのが高坂小の子供たちです。ほかの団への応援や高坂小への応援までも活気あふれた応援になっていました。初めての徒競走を行った1年生、小学校最後の徒競走の 6年生、どちらもゴールを一点に見つめ思いっきり頑張りました。中でも私が印象的だなと思った場面は、応援が終わった時、6年生が1年生に「今までで一番声が出ていて動きも完璧だったよ」といい、1年生が6年生に「ありがとう、毎日頑張ってよかったね」という掛け合いです。高坂小学校は応援を毎日気合いを入れて練習を行っています。その、応援練習で毎日頑張った結果学年を超えた絆が生まれたのだなと私は感じました。小学校に入り2ヶ月弱しかたたない、初めての演技をする1年生は「ディズニーメドレー」に合わせて可愛く踊ることができました。様々な曲に合わせて一生懸命踊る姿で、1年生らしいとてもかわいさ溢れる空間を校庭いっぱいに包み込んでくれるものでした。

そして、6年生の演技です。小学校最後の演技は組体操とフラッグを使った「ピースサイン」でした。ダッシュから始まり、鮮やかに整列をします。まずは一人組体操から始まりました。130人以上のいる6年生が魅せる組体操は圧巻でした。正面から見ても後ろからみても横から見ても、上から見てもどこを切り取っても凜々しく素晴らしいものでした。その後「うわ~!」と観客一同が感極まった声が思わず漏れ出す場面がありました。それは4人一組で行う千手観音です。音楽に合わせて優雅にタイミング良く一生懸命やっていました。まさに一人はみんなのために、みんなは一人のためにという言葉が詰まっていました。誰一人欠けたり、タイミングがずれると美しさが半減してしまいますが、息をそろえて見事に魅せてくれました。と、ここまで鮮やかに魅せる演技が続きましたが、今までとは打って変わって一気に激しいフラッグのダンスに変わります。1人1本もったフラッグが風になびかせながら校庭を待っていました。かなり速いテンポの曲でも見事に格好良く踊りきることができました。そして、最後、各団の団長が1人1言思いの丈を校庭にぶつけました。観客の中には感動して涙をこぼす方が少なくありませんでした。ぜひ気になる方は、制限付きでYOUTUBEにアップするのでぜひ見ていただけたらと思います。これこそ、遊びと勉強のメリハリがつけられる高坂小学校のお手本になる6年生の魅力がふんだんに詰まった時間でした。

演技の後は学年種目です。1年生は「ちぇっちぇっこり玉入れ」6年生は「全員リレー」でした。可愛さあふれる1年生の踊りには周囲の方が思わず微笑んでしまうような踊りでした。しっかりと笛が鳴った時は玉入れをやめて踊りに没頭する姿はメリハリが出来ていてさすが高坂小の児童だなと感じました。そして6年生の全員リレーは白熱した内容でした。リレーの練習や順番も練りに練られ、どの組も本気で取り組み見事に全員でゴールすることがどのクラスもできました。


 最後は3年生、5年生のブロックです。応援合戦は、1,2,4,6年に負けじと息のそろった全力の応援を披露してくれました。一人ひとりのきりっとした顔に心を打たれました。昨年よりも20メートルのびた徒競走も最後の最後まで集中して例外なく3年生、5年生は走り切りました。 

 3年生の演技は「ソーラン節」です。遠くにいても聞こえる声で「どっこいしょーどっこいしょ」「ソーラン、ソーラン」と3年生の成長した姿が見ることができました。演技が終わった後も必見でした。ありがとうございました!という感謝の気持ちを伝えたかと思うと一気に走り出し退場をしていました。最後の1秒まで本気で取り組む姿はとても格好良かったです。

そして最後の5年生のYOASOBIの「群青」に合わせた演技です。キラキラのスティックを片手に青い空の下、優雅に舞いました。曲に合わせてスティックをピシッと空に掲げ、足を高く上げて行進して美しく登場してきました。中でも見所が、曲の一番最初。曲に合わせて一斉にすっと顔を斜め上に上げ、美しく踊りが始まるところです。思わず「かっこいい」とつぶやく保護者もいました。前後左右斜めにあちらこちらに堂々とスティックを巧みに使い魅せてくれました。華々しくもあり雄大さもある演技はこの運動会を締めくくる素晴らしい演技でした。

 運動会最後の種目は3年生の「旋風!うずしおレース!!」と5年生の「旗めいて」でした。うずしおレースは見るものすべてが、最後の最後まで目が離せないような熱中できる時間でした。最後逆転に次ぐ逆転でゴールをした瞬間は思わず「おおおお」という声が聞こえてくるほどでした。5年生はヒラヒラと大きな旗をバトン替わりにしながら全員でリレーをしました。大きな旗だからこそチームで工夫して普段走るのが得意ではない子も活躍する場面が少なくなく、例外なく全員で活躍できた種目になりました。


 どの学年も運動会を終えて、はちきれんばかりのとびきりの笑顔で、「やりきった!」「がんばった!」「楽しかった!」という声に満ちていました。そして高坂小学校の子供たちのパワフルな姿に青空も見え、どんどんと天気が回復していったのはいうまでもありません。

 閉会式の際の、最後の6年生の児童の子供の言葉で「今まで運動会が出来ていなかったけど、運動会が出来てうれしかったです。今まで一緒に応援練習等頑張ってきた仲間や支えてくれた先生や両親に感謝したいです。」という発表がありました。制限のある中ですが、この子供の声にもある通り、今までできることを少しでも工夫して行うことの大切さに気付かされました。

 今まで各団の応援団中心に応援練習を進め、毎日の演技練習や徒競走練習、各学年種目など、最大限に発揮された1日になったようです。見に来てくださった方、今まで支えてくださった方、子供たちの成長した姿をきっと見せられたと思います。ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。


文責:関口















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